SIMフリースマホを使う時に必要な知識!通信方式とバンドについて
SIMフリースマホを使う時には必ず事前に確認をしておくべきことがあります。
それは通信方式とバンド(周波数帯)です。
この2つを理解しないでSIMフリースマホを買った場合、最悪のケースでは電話やデータ通信ができない可能性もあるので、ご注意ください。
通信方式とバンド
スマホは電波によって通信をしています。
電波は基地局(電波塔)との間で、互いに送りあっています。
スマホの他にもラジオや無線など、色々な電波が飛び交っています。
色々な電波が飛んでいるので、それぞれどの電波なのかを区別しなければいけません。
そこで利用しているのが、「通信方式」と「バンド(周波数帯)」です。
3Gや4G、LTEと呼ばれているのが通信方式
電波をスマホでやり取りをする時には「通信方式」を一緒にしなければいけません。
電波を送信する側と受信する側で、こういった取り決めで電波のやりとりをしようという方式です。
例えばWi-FiやBlutoohなどといったものは同じ無線通信ですが、通信方式が違います。
スマホでは3Gや4G、LTEと呼ばれているものが通信方式です。
通信方式が違うと、通信スピードが変わってきたりします。
プラチナバンドなどと呼ばれているのがバンド(周波数帯)
もう1つ「周波数帯」というものがあります。
電波は周波数と呼ばれる波長を持っていて、この波長も電波を送信する側と受信する側で同じになるようにしておかなければいけません。
電波を使う時には、別のサービスで使っている周波数を使わないように注意をしなければいけません。
ラジオで使っている周波数をスマホの通信で使ったりしたら、ラジオの電波をスマホが受信するので、上手く通信が出来なくなってしまいます。
そこで、国がどのサービスでどの周波数帯を使っていいかを割り当ててします。
この割り当てている周波数帯のことをバンドと呼んでいます。
バンドによっては遠くまで届きやすいなどの性質を持っているので、スマホの通信に適しているバンドもあれば、適していないバンドもあったりします。
プラチナバンドと呼ばれているバンドは、遠くまでしっかりと届くのでスマホの通信に向いていると言われています。
キャリアごとに利用しているバンドが違う
国がバンドを割り当てているのはキャリアごとになります。
そのため、キャリアごとに利用しているバンドが変わってきます。
まとめ
スマホが通信をする時には電波を利用しています。
電波で通信をする時には、通信方式とバンドが基地局とスマホで一致していなければいけません。
そのため、SIMフリースマホを使う場合には、使用する予定のキャリア回線で使っている電波の通信方式とバンドがスマホで対応できているか確認が必要です。
SIMフリースマホは世界各国で使えるようになっているため、色々な通信方式やバンドに対応しています。
しかし、全ての通信方式とバンドに対応しているわけではないので、SIMフリースマホを買う前の確認は必要です。